UE5.2：Cesium for Unrealのメモ
自分用の設定メモ
こちらの動画を参考しながら行ったハンズオンのログです。
（というか、ほぼ翻訳というか、書き起こしというか・・・）
▼公式のURL/ガイド等
Cesium for Unreal Quickstart
https://cesium.com/learn/unreal/unreal-quickstart/
Google Map Platfrom：フォトリアリスティック 3D タイルの概要
https://developers.google.com/maps/documentation/tile/3d-tiles-overview?hl=ja
まず、UE側の準備
おそらく、UE側より先にGoogle Cloud Platform / Map APIの方を先にやる方が良い気がするけど、動画の通りの流れで書きます。
1 ）Pluginを用意する
UEのマーケットプレイスから以下を入手。
検索：Cesium for Unreal（無料）
入手したら、【エンジンにインストール】する。
2 ） プロジェクトを作成
Games : Blank
とりあえずいつも通りプロジェクトを作成。
※モバイル版を作る場合は以下に注意
Target Platform ： Mobile / Tablet
Quality Preset： 任意
Starter Content： なし
3 ） Pluginを有効化する
再起動する。
（下手すると、シェーダーコンパイル等で30分ほどかかる可能性あり）
4 ） プロジェクトを開く
ここまで正しく進んでいれば、左に「Cesium」というパネルが現れ、専用のActorが選べるようになっている。
5 ） Levelを作成
【File】＞ 【New Level】＞ 「Empty Level」を選択（＋Map保存）
6 ） CesiumのActorを追加
現れた「Cesium」のパネルから以下を追加
Cesium SunSky
Dynamic Pwn
Blank 3D Tiles Tileset
続いて、GoogleのMap APIでAPI Keyをもらいに行く
「GCP」などと検索するとGoogle Cloud Platformの公式ページがヒットします。
Gmailを利用中（ログインしたまま）の状態等であれば、Googleのアカウントに紐づいた状態で以下の画面が開きます。
※GCPを初めて利用する・ログインしていない状態からスタートの場合は、別途GCPについて調べていただくことを推奨します。
▼ 「コンソールへ移動」し、左肩の「Google Cloud」のロゴの右横にある選択ボックスの「▼」をクリック。
「新しいプロジェクト」を作成。
▼ プロジェクト名は任意の文字列で。
（私は「CesiumForUnreal」等としてみました）
「場所」も適宜選択（私はそのまま「組織なし」を選択）
▼ 画面上の検索ボックスにて「map tiles api」と検索すると、候補が出て来るのでクリック。
▼作成したプロジェクトにて、この「Map Tiles API」を有効化する。
▼すると、Google Maps Platformを利用するためのAPI Keyが表示されます。
このKeyを確保。
青いボタン「GOOGLE MAPS PLATFORMへ移動」を押す。
※このKeyは大切なものです。無断で利用されないように管理してください。
▼ 今回は「検証」としての利用なので、キーの保護は「後で」とします。
ただし、本番利用する場合などは正しく設定するようにすること。
（「使われまくって無料枠を飛び出て課金される」等の懸念があり得ます）
▼ 生成したAPI KEYは、ここから確認・再表示可能。
API Keyを持って、UEへ戻る
7 ） Actor「Cesium 3D Tiles Tileset」のDetailsにて
Source： 「From URL」を選択
URL：以下のURLと、取得したAPI Keyを結合したものを入力
https://tile.googleapis.com/v1/3dtiles/root.json?key=MAPSAPIKEY
8 ） Detailsパネル上部にある「Refresh Tileset」をクリック
上手く設定できていれば、これでGoogle Mapsを利用したTerrainが出来上がる。
操作方法はいつも通り。
9 ）おまけ：私を●●へ連れてって！
Actor「Cesium3DTiles Tileset」の以下の2つを設定する
GeoReference：CesiumGeoreferenceにする
Credit System：CesiumCreditSystemにする
Actor「CesiumGeoreference」で「緯度」「経度」「高さ」を入力すると、そこを参照してくれるようになる。
※座標はGoogle Map等で取得（目標地点上で右クリックすると現れます）
「座標いれてみたけど真っ暗なんだけど！」
Actor「CesiumSunSky」の「▼Date and Time ＞ Time Zone」の値を変えてみてください。
例えば、東京なら「-9（時間）」
すると。例えば以下だと、
【Original Latitude】35.658612072729426
【Original Longitude】139.74546844124637
付けたし
なお、PIEで再生しようとすると設定した緯度経度から始まってくれず、コントロールも制御がおかしくなってしまう点については手元では原因不明＋ゆっくり調べ中です。。